2011年10月23日日曜日

紅茶について思うこと

スリランカを旅行した時のこと、自然いっぱいのバンガローに泊まった。
到着して間もなくして部屋に運んでくれたミルクティーのおいしさに
友達と驚いた。
白い陶器にたっぷりと入った香高いその味に、コロンボから夜通しバスに揺られて
やっとの思いで到着したシギリヤまでの道を思うと、なんだかこの紅茶を飲めたんだから
いいかぁーみたいなそんな思いにまでさせてくれた。

世界3大紅茶はインドのダージリン、中国のキーマン、それにスリランカのウバ。
紅茶文化はイギリスで発展したけど、もともはオランダやポルトガルの商人たちが
中国から持ち帰ったことからヨーロッパに紅茶が広まったというわけ。
東洋への憧れもあって、貴族の間で広まった紅茶。でももともとは中国のお茶だった。

紅茶ひとつとっても、いろいろな歴史と物語がある。
そんなことに思いをはせながら飲むとなんだか楽しい。